だんじ(1)

ふきのとうの煮もの、コシアブラ、在来高菜・・・

この春も、おすそわけ、いろいろ頂きました。



なかでも但馬?兵庫?で「ダンジ」と呼ばれるイタドリ、

煮ものは初めて(たぶん)食べましたが、これがとても

美味しい!酸味も抜かれ、食感もまた独特です。

但馬の郷土料理本にも載っている「だんじの煮もの」







うちにもたくさんあり、またひとつおかずが増えそうです。

道草

春から長男が幼稚園へ。徒歩3Kの道のり、

7時出発で、神鍋方向に上って行きます。

当番でときどき、親も送り迎えがあります。

25年ぶりの懐かしい道中、野草があり、

食べれるよ、と言うと、えっ!本当!と

子供たちは真剣に反応、ノビルなんかを

持ち帰り、実際に食べてみたり。



4月下旬、迎えに行く途中、1人で写真を。



ヤブカンゾウ 



ノビル、英名は野生の玉葱 



セイヨウカラシナ?



イタドリ、但馬では?「ダンジ」、

ポキッと折ってかじる、懐かしい酸味。



ワラビ



手にはノビル。さすがに疲れているのか

8時には寝ます。こちらも一緒に寝てしまい

3時か4時に起床、最近のパターンです。

ちなみに写真の湧水は、「十戸の清水」の

湧水地のひとつ「堂の川」、民家の玄関下から

突然湧き出し、川いとにもなっています。

どんぐり(5)

小池山、秋に植えたコナラは?この冬は大雪でした。



その様子を見ながら、竹の支柱をしました。



何かに喰われたようなものも。でもほぼ順調です。

円山川大根(2)

ブログを見て頂き、またご意見もありがとうございました。

とても参考になりました。よくわからないことも多々あり、

今後もいろいろな方にお話を聞いていきたいと思います。

見学の翌日、新聞にも出ていました。

【神戸新聞】2012年4月30日

 

円山川大根(1)

豊岡の春、豊岡の風景と言えば、自分のなかではこれ。

きれいだと単純に喜んでいいのか微妙な感もありますが、

円山川沿い、河川敷に何年か前から食用大根が自生、

繁殖している円山川大根(私が勝手に呼んでいます)。



円山川沿い、国号312号、昔から毎週木曜日は大阪市場の

荷物を運送会社へ持ち込むため、豊岡に車を走らせます。

4月に入り、今年はまだかと通るたびに待ち構えていました。



4月後半ようやく見頃になり、写真は4月26日の木曜日に。

この日はあいにく春の嵐。突風が吹き、花も大きく揺れていました。

国道312号、日高町の「八代水門」(写真奥)から豊岡にかけて。

台風などで増水する度にタネが流され広がったのか?こんな風景が

円山川の河川敷に、どこからどこまで?とにかくずっと続いています。



地元の人、専門の人に聞いてみないと詳しいことはわかりま

せんが、2007年4月6日の神戸新聞には、「食用ダイコンの

白い花が大繁殖しており、市民らを驚かせている、廃棄された

ダイコンから種が広がったとみられる、付近では数年前から

少量が点在していたが、これほどの量が群生したのは今春」と。

広がったのはまだ最近のようですが、それにしてもすごい景観。



「まかぬ種が生える」、焼畑をしても生えてくる平家かぶら

思い出し、台風で河川敷が浸水しても毎年必ず生えてくる、



もし何かの非常事態で外国から食糧、タネが入って来なくなり、

日本が食糧難になれば、この大根にどっと人が押し寄せるだろう、

とくだらないことを思ったり、でも食べている人もいる?とも聞く。

株全体から、車中にはなんとも言えない「円山川の匂い」が。



自然災害と恩恵、火山と湧水、洪水と肥沃な土壌、そして

廃棄された?大根のタネが繁殖、また流され、何かに運ばれ、

こんなにも広がり景観を作る。タネ自体、もとは自然のもの。



作物品種がまた自然に戻る。自然災害と人的災害の違い、

そしてタネにもいろいろあり、少なくとも、自然に戻ってよいもので

なければならない、どちらにしても景観、生態系が大きく変わる。



この景観からいろいろと考えを巡らす、それもまたおもしろい。





いろいろと混じり、紫がかった花もたくさん見られます。



花が咲いてタネができる、そのタネがまた景観を作る、



作物となるとその大事な部分があまり身近でなくなります。



菜の花の仲間、カラシナの花。大根が繁殖する前はこれが定番。

「円山川 大根」、検索しても情報は少なく、食用大根が自生、繁殖

して作る景観、他に例があるのだろか?どなたか教えて下さい。



あるお店で知った、「弁当と傘」という但馬のことが書かれた本、

この創刊号に同じ大根の風景写真、なんかうれしい感じです。



そして昨日、日曜日、妻が高校時代の友人と久々に会うと言うので、

豊岡のある公園まで子供たちも一緒に送り、私はこの機会に再び。

気温は32℃、晴天!花見、写真を撮るには最高の天気でした。

安いデジカメ、写真の腕もいまいちですが、たくさん撮りました。

「八代水門」からスタート!水門を超えて、そして国道を超えて



反対側の土手にも広がっています。





果てしなく大根の白い花、そのなかにカラシナの黄色い花。





移動して別の地点から。ここは白と黄色がくっきりできれい。



「蓼(たで)川大橋」。



また別の地点。車を止められる路肩、スペースは何カ所か

ありますが交通量は多く、駐車の際は充分ご注意下さい。

円山川大根、気軽に花見ができるって感じはありませんが

今年こそはブログにと思い初めて河川敷に降りてみました。



通りがかりの車、他府県の方も、「この白い花、大根ですか?!」

と夢中で写真を撮られていました。









クマバチが全身を回転させながら花にすりすりしていました。

ハチのこんな動きも初めて、いろんな昆虫もたくさん。



大根を間近で初めて見たのは、昨年、確か秋?だったような。

国道を降りてすぐ、パチンコ店近くの空き地に白い花、もしかして

これも大根?と車を止めて花の根元を見てみると、なんじゃこれ!

ばかでかい、畑で見るものとは姿形がまるで違う、まさに大根でした。

この春も同じ場所で花が咲いていました。



さらに北へ、「円山大橋」から。写真が撮れるのも、「八代水門」

から写真の奥、豊岡市塩津あたりまでだろうと、公園にまた戻り、



タンポポのタネを飛ばして遊ぶ次男。ここからまた思わぬ展開、



いろいろな経緯で、妻の友人を実家まで送ることになり、

そこは円山川の河口付近の集落、豊岡市田結(たい)地区。

城崎温泉、日本海を目指し車を走らせ「玄武洞」付近、対岸にも

白い花が群生!城崎温泉街を過ぎて「港大橋」を渡って対岸正面、

但馬五社のひとつ「絹巻神社」、神域に広がる常緑広葉樹林は

昭和40年に「絹巻神社の暖地性原生林」として兵庫県指定天然

記念物に指定されています。シイノキやタブノキなど、ここには

様々な植物が原生の状態で残っているらしく観光スポットに。

すぐに気比地区、気比の浜(けいのはま)の海水浴場、

ここを抜けると田結地区ですが、その駐車場入口に白い花!



ここにも?と見てみるとやっぱり大根。近くにゲートボール場、

プレー中の方に聞いてみると、「風?鳥?何かに運ばれてここ



まで広がったのかなぁ」と、引っこ抜かれ、「ほんまに大根だわ」と。



ちょっとしたことから、日高町の「八代水門」から円山川の河口、

気比の浜辺、日本海まで続く大根を確認することができました。

円山川大根、これからも調べていきたいと思います。

春野草

冬にため込んだ毒素、春の苦みが解毒してくれる、

「酢もいいよ」とある方、雛祭りのちらし寿しもそう。

ワサビ田、屋敷周りの野草たちも春を迎えています。

知識乏しく、食用野草、もっとあるかと思いますが、

2年前、「神鍋山菜ツアー」を思い出します。



セリ



タネツケバナ



ヨモギ



タンポポ



3月28日の神戸新聞より。うちのは在来?西洋?



フキの葉柄、佃煮は昔からの家庭の味。



フキノトウ(花茎)



ワサビ田、苔の中でも繁殖していました。



スイバ(ギシギシ)



スギナと



ツクシ(胞子茎)



ワサビもあちこちに。



川いとへの階段



アジサイの下



ユキノシタ、屋敷を流れる清水川に。



耐寒性が強く、雪が上に積もっても、

その下に緑の葉があることから「雪の下」。



葉が白色、紫色のものと2種類あります。

白色は20年前、村の人からもらったもの。

5月頃から花を咲かせます。また写真に。

セリ(3)







もともとはパイプとトタンの間に自生していたセリ。



3年前、父がワサビ田(水)に移したのが始まりです。

どんどん繁殖、この時期、とても美味しそうな感じです。



同じパイプの下、ワサビのこぼれ種からの双葉多数。

栽培のワサビが自生のワサビに戻る。セリと逆です。

ワサビも昔は、近くの山から採ってきてはワサビ田、水

に移して作物とする、その土地の自生種、天然種を利用

していました。セリの移動からワサビ作りの歴史を想像。

セリもまた日本を原産とする数少ない作物であります。



気付けば、葉っぱの感じが違い、味も微妙に違います。

2つの種類、系統が見られます。これを選抜していくと



また作物らしくなると思いますが、とりあえず自然のまま

楽しみたいと思います。

わら納豆

 

昨年12月、長男と散歩中、村のある方が大豆の収穫。



「これ何ですか」と聞くと「丹波黒」とのことでした。

年が明けある日、「食べてみて」となんとその黒豆と



白豆の「わら納豆」をわざわざ持って来て下さった。



煮豆と藁の菌、シンプルというかこれぞ納豆!原始的。



藁の香りがたまりません。市販ものとは全く違います。





そしてまた別の日に黒豆の納豆も。村での何気ない

会話からこんな納豆に出合えるとは嬉しい限りです。



「かっぱ菜」もそう、わら紐で束ねて持って来て下さった。

ありがたいです。もうすぐ心地よい春が。また子供たちと

村を歩き、何に出合えるのか楽しみです。

タネツケバナ

花言葉は、不屈の思い、燃える思い、情熱、熱意、



栽培しなくなった場所に群生し、早春から咲く花で

ワサビ田を真っ白にさせますが、どこでも見られる



雑草で世界に160種、日本に10種類ほど生息。

種漬花、種浸花と書き、種もみを水に漬け、苗代の

準備を始める頃に花を開くことに由来します。

田んぼによく生えているので、タガラシ(田芥子)、

ミズガラシ(水芥子)という別名もあります。



花が咲く前は(今の時期)とても柔らかく、古くから

食用にされてきて、そのまま食べることができます。



クレソンと似た野草としてもで知られ、辛味があって味も

似ていますが、やっぱりクレソンのほうが美味しいです。



料理屋さんでは料理の飾りなどに使われています。

はたけ(5)



今日も寒く、こんな日はハウスで冬仕事。

黒豆青豆の脱粒、選別(虫食いなど)作業。

集めた地元の在来種、うちで1年目です。

味噌作り、煮豆、節分の豆まきなどに使用。