里山わさび(9)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

今年も神鍋の在来種わさびの種を頂きに。

何ヶ所かに点在する、高原のとある秘密の場所。

 

 

この場所では、栽培されなくなって何年か経ち、

昨年よりもさらに減り、いよいよ消えつつ感じです。

 

 

今年は僅かな種ですが、それでも来年に繋がりました。

昨年頂いた種は、この春にプランターで苗を育て、

家の周りに植えたり、知り合いにおすそわけして、

神鍋高原のとある場所にも植えてもらいました。

あと、うちのワサビ田にも試しに。どんなワサビに

なるのか、楽しみです。

小学生の見学会

母校でもある、地元小学校から、

今年も3年生が見学にやってきました。

因みにうちの子どもは1、4、6年で

今年はおりません。

 

 

14名のみんな、とても元気いっぱいで、

 

 

沢ガニを探したり、この時期はちょうど

種がこぼれているので、小さな種探しに

夢中になってくれました。


最後にその場でワサビをおろして食べて、

いろいろ質問を受けて、次のニジマス見学へ。

里山わさび(8)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

いろいろな実験を経て、この春から本格的に苗の

おすそわけ、配布をスタートしています。

ありがたいことに、この活動を通して約30名

の方とご縁があり、ご参加いただいています。

 

 

わが家の作業場裏手に植え付けたワサビも元気に

育っています。植え付けから数年(正確には覚えて

いませんが・・・)、葉ワサビも収穫できるほどに

大きくなり、そして種も付けています。

 

収穫までの期間は環境によっても大きく異なります。
水分に富んで、土壌が肥えた場所であれば早くなり

ますが、最初の数年は1株から花や葉ワサビを数本

摘む程度かもしれません。


根こそぎ収穫しないで、春になれば旬を迎える花や

葉ワサビを摘んでワサビ漬けなどを毎年楽しみます。

この辺りでは毎年3月下旬〜4月上旬には花ワサビ

が収穫できます。花摘みはワサビの生育を促進させ

ますのでまめに行います。4月中旬〜5月上旬には

葉ワサビが最盛期になります。ハサミで摘んで収穫

しながら、ワサビ漬けや天ぷらなどが楽しめます。

 

種採りを目的とするなら(充実した種ができるかわ

かりませんが)、花を摘まずに種を実らせます。

そして、5月下旬〜6月上旬に種を採れば(今年は

早いと思いますが)、新たにワサビ野を増やすこと

もできます。

 

 

熟したサヤを採り、そのままサヤごと直まきます。

翌年に春の気配を感じると休眠から目覚めて自然に

発芽します。「とりまき」と呼ばれる、こぼれ種の

ように自然に任せて繁殖させる方法です。これまで

にも書いていますが、ちょっとした工夫が必要です。

詳しい方法はお問い合せ下さい。

桜の花を見る会

タネの活動がきっかけとなり、総理大臣から、

「桜の花を見る会」に招待を受け、家族を

引き連れて新宿御苑に行ってきました。

有名人いっぱいで子どもたちは喜んでいました。

 

 

 

但馬でご縁を頂いた、『Chez Panisse』の

元総料理長、ジェロームと原川さんに再会でき、

料理研究家の方におもてなし頂き(但馬の農業

関係の皆さんと)、学生、社会人時代の仲間にも

久々に会え、子ども達の成長も見えた東京での

3日間。そして、家業を継いで15年かぁと。

でも、農業や地域のこと、まだまだ楽しくなる

予感です。と言うかそうしたいですね。

これからもよろしくお願いします。

里山わさび(7)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

昨年5月末に送った、サヤの直まき、自然生え。

兵庫県宍粟市、京都府綾部市など各地から、

「芽が出ました!いろいろと工夫して育てて

みます」と嬉しい便りが届いています。

 

ワサビ田の丘でも2月下旬に発芽しました。

 

たくさん発芽すると混み合うので、その部分は

段階的に間引きます。それをさらに別の場所に、

「苗」として移植して新たにワサビ野を増やす

こともできます。


ただ、山間部の渓流沿いなど冷涼で水分に富んだ

場所での発芽は見られましたが、それ以外の場所

ではほぼ確認できませんでした。特に夏場は土が

乾燥しやすくなり、その後の生育のことも考える

とやはり「場所選び」が重要になるかと思います。

 

一つの方法としては、サヤをまいた場所に板を敷

いてブロックなどで重石をします(発芽の時期に

なる前には取り除きます)。冷蔵庫による種の貯

蔵のように適切な地温や湿度を保つことができ、

草の防止にもなります。

 

より確実に根付かせるためには、やはり苗を植え

るに越したことはありませんので、苗の配布を主

に取り組みを進めていきたいと考えています。