CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
どんぐり(2)
昨年秋に子供たちと神鍋へ「ドングリ拾い」に出かけ、



せっかくだからと畑に播いたドングリが順調に育っている。



植え替えて苗木を育て、いつか山に植え戻したいと思う。



その土地に合ったドングリ(種子)から苗木を育て山に植え、
その土地本来の森に戻す、という取り組みを最近よく目にする。

「種からこだわる」ことは野菜作りでも森づくりでも大切だと思う。

里山の雑木林を再生するというのは容易なことではないが、
庭やベランダでもドングリから苗木は育てられるので面白い。

子供とのドングリ拾い。「遊び」から学ぶことはたくさんある。
| 山のこと | 20:20 | - | - |
神鍋白炭工房さん


田沼さんが開発された「台車付の窯↑」。

新聞によると、

耐火レンガで作った台車を窯の中に運び、そのまま火入れする。
二日後、台車を引っぱり出すだけの炭出し作業はわずか数十秒で済む。
従来は窯の中の炭を棒でかき出していたため、小一時間かかった。
その間ずっと炎に身をさらすきつい仕事は、後継者不足の一因にも。

とあります。このような窯が3機あり、効率的に炭を量産しています。

窯から炭を出すときに見られる真っ赤な炎をイメージしていましたが、
この窯のなかで原料が時間をかけてゆっくり炭化されていきます。



実際に、量販店にある安価な炭(僕が普段使うのはこれですが)との
違いを実験してもらいましたが、はっきり言って全く違います!
炭素の純度が高い白炭は、炎や煙が出ない、臭いもないとのこと。
産地や用途によって炭もいろいろとあるとのことですが、
高品質な炭へのこだわりは半端ではありません。

田沼さん親子の炭を始めとするいろいろな話はとても面白く、
こんな寒い日に来てしまって申し訳ないと思いながら、
炭火を囲みながら二時間も居座ってしまいました。
炭火にある人の心を和ませる力、
そしてそんな炭がここ神鍋で作られています!



炭作りの工程で得られる副産物にはいろいろあります。
ワサビと同じように捨てるものはなく全て利用でき、その用途も多様。
写真(↑)はそのひとつである「木酢液」。
窯から出る煙が水滴になってぽたぽたと落ちて溜まっていきます。
地元の名産でもある「栃餅」の栃の実のアク抜きには「灰」が使われます。
「炭」は農業にも活用され、土や作物にとっても有効とされています。
ワサビの育苗(土作り)にも「神鍋の炭」が生かせないかと思っています。



炊飯器に入れてご飯を炊くと美味しくなる炭(↑)。確かに違う!

昔は間伐材を薪に風呂を沸かしたり、山の落ち葉を集めて畑に入れたり、
人が山に入って暮らしに関わることで健康な山が維持されてきました。
しかし、人の生活が山から離れてしまうと森は老化、荒廃してしいきます。
その結果、温暖化、異常気象、水害などを招き、心の豊かさも失われます。
里山との共生が求められ、資源循環型のライフスタイルが見直されている今、「炭焼き」は社会的にも大きな意義を持った産業だと思います。

昔は山の中で炭窯を作り、炭焼きは肉体的にも大変な仕事だったとのこと。
田沼さんはこれを効率的に量産できるように工夫され、
里山に関わる林業の活性化を図り、山に人の手が入る機会を増やすことが
結果的に里山の再生、保全に繋がる、という思いで炭作りをされています。

里山はその土地固有のもの、そこで暮らす人にはなくてははならない宝物。
十戸地区は神鍋の森から生まれる清水が生活に大きく関わっています。
そんな湧き水も様々な人の手によって守られています。

それを使うことで、その背景にあるものを感じ、
思いを巡らせ、作り手の思いを知ることで心までも満たされる、
「物作り」にはそんな魅力があり、ワサビ作りにも大変参考になりました。
| 山のこと | 00:32 | - | - |
神鍋白炭工房さん
「神鍋白炭工房」さんに見学に行ってきました。
三代目の炭師として後を継がれた田沼光詞さんは、
二代目である父茂之さんと神鍋で「炭焼き」をされています。
前に新聞に何度か取り上げられているのを見て、
「いつか会ってみたい」と思っていたところ、
別の機会でお会いすることができたので早速おじゃましました。



場所は、十戸地区から車で10分ほど上がった「奥神鍋スキー場」のふもと。
この日はスキー場にとっては待望の雪!でも炭作りにはさすがに辛い寒さ。





工房には炭となる様々な「原料」が業者から持ち込まれてきます。
神鍋の広葉樹である「ナラ」が主のようですが、
例えばシイタケの原木を採る際の残材等も使われるようです。
炭材にする原料の吟味はもちろん、「切る作業」が重労働とのこと。
様々なサイズのものが持ち込まれるため、切って揃えます。
適度に間伐されたものなら揃っていますが、
山が放置されて大きくなったもの(写真の木は60年位?)が
持ち込まれると、切る労力も無駄に必要になるわけです。
「原料を見れば山の状態がわかる」とおっしゃるのもさすがです。
| 山のこと | 00:26 | - | - |
どんぐり(1)
読んだ「いのちを守るドングリの森」宮脇昭(著)に単純に影響され、



子供もドングリ拾いがしたい(保育園でよくする)と言うので神鍋へ。



ここは腐葉土(苗づくりに使う)にする落ち葉を集める場所でもある。



たぶん「コナラ」。落葉広葉樹の代表。シイタケ原木や木炭に利用される。



せっかくなので畑に播いてみようかと。その後どうするかは未定だが。
| 山のこと | 12:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
<< | 2/2PAGES |