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目坂アワ(1)

雑穀研究家、ひょうごの在来種保存会の

世話人、土井さんが但馬で在来のアワを

発見されたとのこと。106日のフェイス

ブックより一部転載します。

 

但馬にも雑穀のアワが作られているとの

情報からの訪問となりました。

餅に入れて利用されるというそのアワ。

昔は但馬地域でも焼畑が盛んに行われ、

雑穀や蕎麦なんかが植えられていたそう

ですが、今や失われて久しい。

蕎麦は但東のほうでも焼畑を復活させた

などの話もあるが、共にあったであろう、

雑穀のアワやキビなどは栽培そのものを

(献穀を除いて)兵庫県内では聞かない。

 

今回、豊岡の街中で古民家リフォームや

建築などをされている「里山工房」の代表、

池口さんのご紹介で、アワの生産者、田中

さんを紹介していただいた。もう、田中さん

の祖父の代からというので、かれこれ100

はたつだろうという、まぎれもない、正真

正銘の在来アワだった。10年前ぐらいはま

だ数軒がアワをつくっていたそうだが、

今は田中さんとこだけに。

 

 

田中さんの了解を得て、地区の名をとって、

「目坂アワ」()とした。みつかりましたよ、

在来種が!やっぱ来てみるもんですねぇ。

 

 

もう、収穫され、脱穀、ふるいがけが終了し

たアワと穂の状態のアワも見せてもらう。

硬毛()はやや短めの黄白。主に餅米と一緒

に使うので、精白は循環式精米機を使って

網目にブリキ板をつけて行うそうで。

 

5()くらいの面積を鳥獣よけに数ヶ所に

分けて栽培しているそうで、2年前からコン

バインにて収穫、脱穀もしている。以前は

穂刈りして、下木に木槌で叩きつけて脱穀し

ていたようですが大変だったんで、今は機械に。

 

 

アワは、2升炊く餅に対して、13合がもち米、

7合にそれを使うという贅沢なおもち。

 

池口さんいわく、とっても美味しくて毎年、

田中さんから精白されたそのアワをゆずって

もらうそうです。販売はもちろんしていない。

 

途中からご近所にお住まいの春代さんがお

越しになって、落花生豆腐の加工方法、これ

また、近所でよくとれるという栃の実のあく

ぬき方法などをお聞きしました。

このほ・ん・も・のの栃の実でつくった栃餅

も絶品なんだとか。栃の実はあくぬき、加工

法が大変手間で、上手にやらないと、美味

しくはないんだとか。

 

落花生豆腐も沖縄や千葉なんか以外ではあん

し聞いたことがない料理で、片栗粉で固め

るのだそう。春代さんはミキサーで水ととも

に撹拌して、時間かけて煮詰めながらかきま

ぜながら固めるというやり方も詳しく、

くわしく教えてもらいました。

 

落花生の種は豊岡市内の妹さんから苗をもらう

そうだが、自身も種をとってつないでいるらしい。

ひょっとしてこれも在来種か?(要調査)

畑は息子さんに耕してもらった後、500株はある

という落花生の畝たて、植え付け、収穫、

洗い作業までほとんど独りで行うらしい。

 

話もながくなったんでこの辺で終わります。

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