山の柿

『北但馬  ムラの生活誌』、「柿」の一文より、

里山どころか、かなりの奥山にまで植えられてい

たがこうしたところまで植えられていた理由として

祖父が言っていたのは、とにかく奥山へは特別な

用事がない限り行くことはないので、山の管理が

怠り勝ちになる。そこでここに柿のような実のなる

木を植えておけば、これを採るために、少なくとも

年に一度くらいは行くことになるだろうから、山の

管理の上でも役に立つ、と言うことであった。



奥山ではありませんが、うちの小池山にも昔から

大美濃柿、西条柿の木が、昔の写真にはあと一本、

大きな西条柿の木があり、それは山道を開くために

伐られたとのことですが、昔はこの道もなかったし、

昨年、柿の収穫時、先祖は何でこんな所に植えた

のかと疑問に思い、その真意はわかりませんが、

まさに山の柿を食べるということがきっかけとなり、

今年から杉を伐るなど山の手入れをしています。

杉が作る薄暗い小池山に背を向け、光を求めて、

ワサビ田の方向に樹形が大きく傾いています。



今日も父が杉を伐ると山へ。私も同行しました。

ハシゴを杉の木にかけて、ワイヤーを取り付け、



チルホール(手動ウインチ)でワイヤーを引っ張り、



滑車を使って引っ張る(倒れる)方向を調整して、





手鋸で、倒す方向に三角に切れ目を入れて



ワイヤーをさらに引っ張ると、メリメリと音を立て、



一気にドーンと、細い木ですが倒れる迫力はすごい。



こんなこと、いつか一人でできるのかと不安にも。



枝を伐り、丸太にして、本来なら山から伐り出して

利用すべき、とりあえず伐り置き(捨てないつもり)。



昔はなぜ杉を植えたのか、何に利用してきたのか、

山仕事、山のこと、じっくりと勉強していきたいです。

でも目先は忙しい・・・この冬は特に。今週も雪・・・・

とりあえず柿の周りはすっきりしつつあります。