ヒゲナガカワトビゲラ(1)

成虫はひげが長いので名前になっています。

この種で間違いないと思いますがまた確認します。



幼虫は集落を流れる清水川(うちの前↑)にいます。

ワサビ田にはいません。石がごろごろしている場所の



川底の石をめくると、小石の裏や小石と小石の間に

幼虫が口から糸を吐いて網を張って巣を作っています。

その網に流れてくる粒状の有機物(藻類など)がかかり、

それを餌にしています。水をろ過、浄化する働きも。



幼虫は「黒川虫」と呼ばれ、この辺りでは「カワムシ」と。

釣り餌にもいろいろありますが、カワムシが定番です。



梅花藻などの水草のなかにもいて、取って、

持ち上げてゆするとボタボタと落ちてくることも。



大きな石に小石や砂で繭(まゆ)を作って蛹になります。

成虫は見当たらないのでまた記録したいと思います。