里山わさび(13)

◎里山わさび復活プロジェクト


京都のとある山間部。

「沢に移植できるまで順調に育ちました」

と嬉しい報告がありました!(↓写真)。
 

 

「普段は京都の街中に住んでいますが、

定年後は出身地である田舎にできるだけ

帰り、昔のわさび田を再現したいと思って

います」。プロジェクトの新聞記事が

きっけとなりご縁を頂きました。


17年6月にサヤ(種)を発送して

(昔は自生のわさびがあったそうですが、

やはり鹿害などで無くなったとのこと)、

翌年、春の雪解け後に自然に発芽し、

ここまで約2年。


水辺に移植後は、谷からホースで定量を

採水したり、ネット柵を施して栽培する

など、水害や鹿害の対策も十分にされる

とのことです。とても参考になります。


「わさびの栽培を楽しみに、田舎に通い

たいと思っています」。
 

わが家のわさび(種)が旅をしながら、

またどこかに根を下してゆく。

いろいろな意味でおもしろい取り組みだと

再確認。こんな里山の遊びを、この春も

広めていきたいと思います!!

清水池の再生(4)

◎清水池の再生プロジェクト

 

只今ふっさふさのクレソン!

秋と違って春はすごいです・・・。

 

 

この春はお取引先様もさらに増えて、

嬉しいご縁もたくさんありました。

 

後半に入りましたが、

連休も通常通り収穫します!

『あまから手帖』

『あまから手帖4月号』
(2019年3月23日発売)に
6ページに渡りご紹介頂きました。

 

 

お世話になっている、
神戸「玄斎」さん、
大阪「あたり屋」さんに
ご協力頂き、スタッフの
皆さんとも楽しい取材でした。

 

皆様ありがとうございました。

是非お手に取ってご覧下さい。

清水池の再生(3)

◎清水池の再生プロジェクト

 

十戸清流、秋クレソン、きれいに

摘みきり、12月中旬には完売!

誠にありがとうございました。

 

 

(霜や雪、寒さに縮んで収穫が困難

となり、クリスマス、年末向けには

対応できませんでしたが)。

 

皆様のご支援により、プロジェクト

も好スタートをきりました。

 

年末、この冬は池を整えながらまた

春に備えたいと思います。


来年も宜しくお願いいたします!

里山わさび(12)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

神鍋高原のとある秘密の場所で、

90歳の方が守られてきた、
幻とも言えるこの土地の在来種

(わが家でも昔栽培していました)。

 

昨年6月にサヤ(種子)を持ち帰り、

調整、貯蔵、今年3月に種まき、

幼苗を作り、6月に屋敷の周辺に

植えたり、神鍋の方に配布したり、

そしてわさび田にも植えました。

 

それから半年(種まきから10カ月)、

 

 

まずは屋敷のじめじめとした場所、

よく出来ています。このまま自然

に育てたいと思います。

 

 

そして、わさび田でも大中小と様々

ではありますが苗が仕上がりました!

 

 

さらに、この苗を定植、約14カ月後

(種まきから約2年)ではありますが、

やっと収穫が見えてきました。

 

どのようなわさびが出来るのか全く

わかりませんが、うまくいけば、

皆さんと風味を味わうイベントも 

おもしろいかもしれません。

里山わさび(11)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

わが家のわさびの苗を、屋敷の

 

木の下に植えて約1年、ゆっくり、

 

じっくりではありますが、

 

 

この秋にはさらに成長し、鮮やか

 

な葉があちこちに広がっています。

 

いろいろな地域(環境)に植えて

 

いただいたわさびも、今、無事に

 

育っているでしょうか?気になる

 

とろこです。またお聞きして調査

 

したいと思います!

清水池の再生(2)

◎清水池の再生プロジェクト

 

【クレソンが買えるお店のご紹介】

 

わさび田すぐ下流にある、清水池の

天然クレソン、大変好評を頂いています。

 

 

今のところ収穫量は限られていますが、

料理店様向けの出荷をはじめ、

こちらのお店にも定期的に出荷、

お買い求め頂けます。

 

 

雪が降るまでの収穫となりますが、

今の時期はお鍋にぴったり!です。

ぜひお立ち寄りください。

 

 

*ヤオヤスイカ 横浜西口店 様

http://www.suika.me/

横浜駅西口「FOOD & TIME ISETAN YOKOHAMA」内  

 

*スーパー三浦屋 国立店 様

https://www.miuraya.com/

JR国立駅から1分

 

 *ガンピー穀物倉庫 様

https://gumpy.jp/

JR江原駅近く

里山わさび(10)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

http://kitamura-wasabi.com/activity/

※ホームページもリニューアル!

 

種からは難しい…。それなら、

苗を植えるだけ!ということで、

秋苗の発送はじめましたー!!

 

 

山や畑、庭木の下、水辺に植えて、

わさびを身近に感じてみませんか!!

 

詳しくはメールにてお問い合せ下さい。
info@kitamura-wasabi.com

 

 

これは、わが家の庭木の下に、

この春に植えた苗ですが、

わさびは時間がかかります。

清水池の再生(1)

◎清水池の再生プロジェクト

 

長文になりますが・・・

新たな取り組みのご報告です。

 

わさび田すぐ下流、もとは魚の養殖池。
「何かに利用したいですね」。
あることがきっかけとなり、
所有者さんとの話の流れから、
その役目を与えられ、この4月に
池をお借りすることになりました。

(この村の蕎麦屋さん、石谷君と共に)

池と言っても広さや深さ、状態も様々、
その数ざっと25面!

 

まずは、わさびの作業の合間に、
外来種の雑草で覆われた池の大掃除。
掃除好きにはたまりませんね。

 

 

そして、夏、秋と・・・
何とかここまできれいになりました!

子供の頃から見てきた池一面を流れる
清水の風景、

 

 

環境が改善、自然繁殖し始めた魚

(タカハヤ)の群れを眺めながら、
「あとは少しの労力で維持できそう。
とりあえずはこれで十分ではないか」。
もちろん何かに利用したいし、
誰かにしてほしい。
でも簡単なことではありません。

 

まだ、草ボーボーの池もたくさん
あります。

 

 

どこにでもある草ですが、

父によると、これはミゾソバ
(溝蕎麦)と言う草らしく、
葉も花も見た目が蕎麦に似ている、
「蛙草」とも呼ぶらしい。

 

 

今は花が咲き乱れ、ミツバチが飛び交い、

外来種ではないということもあり、
現状では放置するしかありません。

 

この4月、残りの数面にはクレソンが
繁殖して畑状になっていました。

前置きが長くなりましたが・・・

そもそものきっかけは、これでした。
この村にはいつからか(子供の頃には
ありませんでしたが)、清水川の
あちこちにクレソンが定着して、
村の人も摘んで食べられていました。

 

池の所有者さんによると、
「クレソンには水を浄化する働きもあ
るし、クレソン畑として何とか景観だけ
でも維持できないかと、この池には

クレソンをまいた」とのことでした。

 

実はわさび田の放棄地でも栽培してい

ことがありました(これまでに2回も)。

 

奥からわさび、クレソン、タネツケバナ

 

クレソンの自然栽培にも、豊富で安定

した水量と水温の清水が必要となり、

わさびと同じで環境は限られます。

 

料理店さんにも重宝され、人気があり、

地元、都市部へも出荷をしていました。
ただ、クレソンには外来種ならではの
繁殖力があり、わさびの領域に侵入する

などの理由で栽培を断念しましたが、
(今はわさびの苗場になっています)。
私にはクレソン栽培の経験があります。

 

4月に池のクレソンを目の当たりにして、

「クレソン畑として再生し、大規模に
栽培できるのでは!」と思ったわけです。
もちろんこのような環境は他にはなく、
すぐに準備できるものではありません。

 

池という特殊な構造を生かすことで、

周辺への繁殖も防ぐことができます。

春の収穫が終わり、花が咲き、虫が

発生する時期には草刈り機で刈って

周辺の環境にも配慮する、そして、

また秋になれば芽を出してまた収穫。

 

しかし、深い池ではそもそも栽培も、

収穫も難しい、逆に浅くて草ボーボーの

池は水不足で栽培は無理だとわかり、

先に書いた通り、そのような池は環境や
景観の維持を優先させることにしました。

 

 

すでに繁殖していた数面のクレソン畑

ですが、夏はもちろんだめ、しかし、

秋になると予想以上の生育を見せ、

葉もふさふさと立ち上がり、

一回目の旬を迎えようとしている・・・
こうなると農家としては放っておけず、
摘みたくなるし、食べてほしいとなり、
「とりあえず、数面から始めよう」と、

本日、初収穫、出荷となりました!!

 

 

ただ、秋の収穫は初めてで、栽培面積、

体制も不十分なため、当面はこれまで

お世話になってきた一部の業者様への

出荷となりますが、生育状況を見ながら、

現地売りも含めて、今後の販売について

はブログ、SNSでお知らせいたします。

まだ、クレソン向けの池が何面かあり、
春本番に向けて面積を増やせないかと、

準備を進めています。

 

 

もちろん様々な制約があるのは確かで、
すべての池の再生は現状では困難です。
ただ、一つ言えることは、環境(水)は
互いが繋がり合い、手を加えることで、

安全できれいな状態が保たれています。

 

極端な話になるかもしれませんが、

「農薬は使っていますか?」と

見学のお客様によく聞かれます。

わさびの葉っぱに農薬をまけば
水に流れて下流域に広がってしまう。

使う気もないし、そもそも使えません。

また、放置池に繁殖している外来種が、
わさび田に侵入して広がるリスクも
十分に考えられます(鳥などの運搬で)。

 

自然異変、人口減少、担い手不足・・・

昔の仕事や暮らし、環境を維持して

いくのはとても難しいことだと思います。

わさび田にも放棄地があり、

家の山や田畑もどう維持していくのか、

考えればきりがありません。

でも、見方を変えれば、

おもしろいもの(こと)はまだまだ

転がっているし、何を手にして

どう繋いでいくかなんだと思います。

 

わが家にも、昔はわさび作りをはじめ、

米作り、林業、養蚕業など様々な仕事が

ありました。今になって新たにクレソン

栽培があってもおもしろいし、

農家って、いろいろなことが出来てなん

ぼだと思うし(いろいろな人の手を借り

ながら)、わさび田、清水池、そして

地域も変わりながらなんだと思います。

 

 

この『清水池の再生プロジェクト』、

「何とかなるだろう」と2人で始め、

何でここまでやるのかと、

わからなくなる時はありますが

(周りの人は尚更かもしれません・笑)、

やっぱり、「何か可能性を感じるし、

ワクワクするし、先々にきっと繋がる

だろう」と、ただそれだけなのです。

もちろん周囲の方々、皆さんの協力

なしでは何もできません。

大きなビジョンを持ち、長期的に

取り組んでいきたいと考えています。
よろしくお願いいたします。

里山わさび(9)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

今年も神鍋の在来種わさびの種を頂きに。

何ヶ所かに点在する、高原のとある秘密の場所。

 

 

この場所では、栽培されなくなって何年か経ち、

昨年よりもさらに減り、いよいよ消えつつ感じです。

 

 

今年は僅かな種ですが、それでも来年に繋がりました。

昨年頂いた種は、この春にプランターで苗を育て、

家の周りに植えたり、知り合いにおすそわけして、

神鍋高原のとある場所にも植えてもらいました。

あと、うちのワサビ田にも試しに。どんなワサビに

なるのか、楽しみです。