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里山わさび(9)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

今年も神鍋の在来種わさびの種を頂きに。

何ヶ所かに点在する、高原のとある秘密の場所。

 

 

この場所では、栽培されなくなって何年か経ち、

昨年よりもさらに減り、いよいよ消えつつ感じです。

 

 

今年は僅かな種ですが、それでも来年に繋がりました。

昨年頂いた種は、この春にプランターで苗を育て、

家の周りに植えたり、知り合いにおすそわけして、

神鍋高原のとある場所にも植えてもらいました。

あと、うちのワサビ田にも試しに。どんなワサビに

なるのか、楽しみです。

| プロジェクト | 17:38 | - | - |
里山わさび(8)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

いろいろな実験を経て、この春から本格的に苗の

おすそわけ、配布をスタートしています。

ありがたいことに、この活動を通して約30名

の方とご縁があり、ご参加いただいています。

 

 

わが家の作業場裏手に植え付けたワサビも元気に

育っています。植え付けから数年(正確には覚えて

いませんが・・・)、葉ワサビも収穫できるほどに

大きくなり、そして種も付けています。

 

収穫までの期間は環境によっても大きく異なります。
水分に富んで、土壌が肥えた場所であれば早くなり

ますが、最初の数年は1株から花や葉ワサビを数本

摘む程度かもしれません。


根こそぎ収穫しないで、春になれば旬を迎える花や

葉ワサビを摘んでワサビ漬けなどを毎年楽しみます。

この辺りでは毎年3月下旬〜4月上旬には花ワサビ

が収穫できます。花摘みはワサビの生育を促進させ

ますのでまめに行います。4月中旬〜5月上旬には

葉ワサビが最盛期になります。ハサミで摘んで収穫

しながら、ワサビ漬けや天ぷらなどが楽しめます。

 

種採りを目的とするなら(充実した種ができるかわ

かりませんが)、花を摘まずに種を実らせます。

そして、5月下旬〜6月上旬に種を採れば(今年は

早いと思いますが)、新たにワサビ野を増やすこと

もできます。

 

 

熟したサヤを採り、そのままサヤごと直まきます。

翌年に春の気配を感じると休眠から目覚めて自然に

発芽します。「とりまき」と呼ばれる、こぼれ種の

ように自然に任せて繁殖させる方法です。これまで

にも書いていますが、ちょっとした工夫が必要です。

詳しい方法はお問い合せ下さい。

| プロジェクト | 17:45 | - | - |
里山わさび(7)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

昨年5月末に送った、サヤの直まき、自然生え。

兵庫県宍粟市、京都府綾部市など各地から、

「芽が出ました!いろいろと工夫して育てて

みます」と嬉しい便りが届いています。

 

ワサビ田の丘でも2月下旬に発芽しました。

 

たくさん発芽すると混み合うので、その部分は

段階的に間引きます。それをさらに別の場所に、

「苗」として移植して新たにワサビ野を増やす

こともできます。


ただ、山間部の渓流沿いなど冷涼で水分に富んだ

場所での発芽は見られましたが、それ以外の場所

ではほぼ確認できませんでした。特に夏場は土が

乾燥しやすくなり、その後の生育のことも考える

とやはり「場所選び」が重要になるかと思います。

 

一つの方法としては、サヤをまいた場所に板を敷

いてブロックなどで重石をします(発芽の時期に

なる前には取り除きます)。冷蔵庫による種の貯

蔵のように適切な地温や湿度を保つことができ、

草の防止にもなります。

 

より確実に根付かせるためには、やはり苗を植え

るに越したことはありませんので、苗の配布を主

に取り組みを進めていきたいと考えています。

| プロジェクト | 11:42 | - | - |
里山わさび(6)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

より確実にワサビを根付かせるためには、やはり

苗を植えるに越したことはありません。

 

 

2017年の秋には、ワサビ田の種まき場で育てた

幼苗を各地に発送して、『苗のおすそわけ』も

スタートしました。

 

 

但馬地方をはじめ、いろいろな場所で秋植えの

実験をしてもらいました。

 

 

うまくいけば、苗の発送は秋と春の年2回の予定

になります。「秋植え」は10月下旬〜11月上旬

(積雪が多い場所は難しいかもしれません)、

「春植え」は4月下旬〜5月上旬に行います。

 

 

適当な場所が確保できれば鍬などで草木の根っこを

取り除きます。15〜20僂曚匹隆岾屬播当な深

さに穴をあけて苗を差し込みます。土を埋め戻す時

には新しい葉が出る成長点に土が被らないようにし

ます。しっかりと土で苗を固定してからたっぷりと

水をやります。

 

苗の周りには藁や刈り草などを敷いて表土の乾燥を

防ぎます。初期の生育では定期的に草を刈ってワサ

ビの成長を助けますが、草は根こそぎ取らないよう

にします。草が地表を覆うことで、表土の乾燥を防

ぎます。ある程度大きくなればワサビは草を押さえ

て共生していきます。

| プロジェクト | 07:32 | - | - |
里山わさび(5)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

この活動がきっかけとなり、ここ神鍋高原で思わぬ

発見をすることになりました。なんと、90歳の方が

守られてきたワサビ田と在来種(わが家でも昔栽培

していた幻の地ワサビ)に出会えたのです。

 

 

その風味を確かめ、サヤを持ち帰り、種を継承、

そして保存に成功。このようなワサビから種を

採るのはもちろん初めてのことで、どのような

ワサビになるのか楽しみでなりません。

 

 

来年の春には、この種をまいて苗をつくり、神鍋の

知り合いにおすそわけします!そして、山林や谷水

の流れる小川などあちこちに植えてもらい、今後さ

らに増やして、地域の皆さんと守り育てていきたい

と考えています。

 

今回もぎりぎりのところで種がつながり、神鍋には

ワサビの多様性が残っていることがわかりました。

このDNAを受け継いで、『神鍋わさび』の新たな

物語をこれから描いていきたいと思います。

また一つ、おもしろい遊びを手に入れました!

| プロジェクト | 11:46 | - | - |
里山わさび(4)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

昨日の神戸新聞さん、たくさんの反響、

ありがたいです!今日は「百年の森林構想」

有名な林業のまち、岡山県西粟倉村から2度目の

視察に来られました。若手の皆さんが、村有林

などの3箇所で森林のワサビ野作り、放棄地などで

畑や沢ワサビの栽培に取り組まれます。

あちこちで試しまき、ありがとうございます!

| プロジェクト | 20:42 | - | - |
里山わさび(3)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

【神戸新聞 2017年5月23日】

※クリック拡大可


早速、本日の神戸新聞さんに取り上げて

いただきました!ありがとうございました。

| プロジェクト | 23:34 | - | - |
里山わさび(2)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

5月中旬になると、サヤが紫に色づきます。

 

6月になると、ワサビ田には無数の種がばらまかれます。

 

翌年春になると、場所によってはこぼれ種から

自然に発芽してあちこちで双葉が顔を出します。

 

ワサビ野づくりにおいて、まずは「とりまき」の

実験からスタートしたいと考えています。これは

熟したサヤ(種)を採り、すぐにサヤごとまくと

いう最も手間のかからない方法です。

 

『種のおすそわけ』として、この取り組みに参加

していただける方の協力のもと、5月下旬に

100個ほどのサヤを各地へ発送して様々場所で

試してもらいます。

 

土中でサヤは腐りやがて種だけになり、この辺り

では翌年の2月下旬〜3月上旬に春の気配を感じ

ると自然に発芽します。苗づくりなど通常の栽培

で行う工程をすべて省き、こぼれ種のようにほぼ

自然に任せて繁殖させる方法です。

| プロジェクト | 22:48 | - | - |
里山わさび(1)

◎里山わさび復活プロジェクト

 

おいしく親しみながら、里山の

ワサビを未来へつなぐ!苗を植えて、

ワサビ野づくりしてみませんか?


ワサビ田の周りには、こぼれた種から繁殖した

ワサビがたくさん自生しています。すりおろす根部

は太くなりませんが、春になると緑鮮やかな葉を

どんどん展開させます。このようにワサビは「土」

でも育ち、山に自生しているものや、畑で栽培した

ものは主に葉や花、その茎の部分を利用します。

 

ワサビ田を囲む丘に広がるワサビ野

 

そもそもワサビは日本原産の植物であり、古来より

山に自生していました(その起源は500万年前

とも言われています)。しかしながら、近年では環境

の変化や鹿の食害などにより、里山のワサビがどんどん

減り、遺伝的な多様性や、葉ワサビを楽しむ食文化が

失われつつあります。たくさんの人の手によって身近な

山や畑に苗を植えてもらい、小さなワサビ野を再生して

いく。私どもはこのような活動に取り組んでいます。

 

まずは消えてしまえば二度と手に入らない、その土地

のワサビを探してみましょう。この活動がきっかけと

なり、神鍋高原でも昔から栽培されてきた在来種が見

つかり(昔はわが家でも栽培していた幻のワサビ)、

途絶えかけていた種を譲り受けました。今後、高原の

あちこちに苗を植えてもらい、地域の皆さんと守り育

てていきたいと考えています。基本的にはわが家の種

から育てた苗をおすそわけしていますが、その土地の

環境にはどのような品種が合うのかいろいろお試しい

ただいたほうが良いかと思います。

 

神鍋の在来種ワサビのサヤを持ち帰り、種の保存に成功

 

サヤには6〜10粒ほど種が実ります。種は乾燥にとても

弱く、発芽率にもバラツキがあり、その取り扱いは他の

作物とは全く異なります。

 

種から苗を育てるのは難しいので、秋と春の年2回、

わが家で育てた苗をおすそわけしています。

 

「標高300m以上の山林、北か東向きの傾斜地、そば

に川が流れているような場所」。このような環境が理想

と言われていますが、身近な山や畑でどんどんお試し下

さい。不耕起、無肥料、無農薬、林間の遮光を基本とし

ます。畑の柿や栗、庭木の下などのちょっとした空間を

利用することもできます。苗の植え付けも簡単ですので、

初めの方でも気軽にお試しいただけます。

 

アジサイの木の下

 

盆栽の棚の下

 

苗の植え付けは簡単です!

 

植え付けから数年後の様子

 

根こそぎ収穫しないで、春になれば旬を迎える花や葉

ワサビを摘んでワサビ漬けなどを毎年楽しむことがで

きます。それなりの収穫を目指すなら畑ワサビとして

栽培しますが、なるべく環境に優しい自然農法などの

技術を取り入れましょう。渓流沿いなどちょっとした

水辺があれば、沢ワサビとして根部の収穫することも

できます。

 

日本列島の約7割は山間部が占めており、ワサビが育

つ環境は無数に存在します。鹿の被害が避けられない

場所では、やはり柵などで囲って保護するしかありま

せんが、環境に神経質なワサビを育てるということは、

里山の手入れにもなります。おいしく親しみながら、

里山のワサビと食文化を未来へつなぐ!このような活

動にご興味のある方はメールにてぜひお問い合せ下さい!

 

■わさび農家 北村わさび 北村宜弘
メール:info@kitamura-wasabi.com

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