八代オクラ(10)

豊岡市日高町八代地区のお母さん方により、

50年自家採種されてきた「八代オクラ」。

 

出会いから9年目、着々と広がっています!

小学校で栽培され、8つの小中学校の給食

で提供され(4年目)、その様子がテレビ

でも取り上げられました。

 

神鍋高原の農業生産法人さんでは約

1,500本が栽培されています!

元祖の吉岡農園さん、地域の皆さんと

さらに盛り上げていきたいです!!

 

地元野菜で児童に食育

豊岡市で「八代オクラ」の苗植え/兵庫県

 

6/11(火) 12:38配信 サンテレビ

 

兵庫県豊岡市で、古くから栽培されてきた

野菜について学ぼうと、地元の小学生が

オクラの苗の植え付け作業を体験しました。

 

11日は朝から豊岡市立八代小学校で、

全校児童およそ30人が「八代オクラ」の

苗の植え付け作業を体験。

 

豊岡市では、地域で栽培されている野菜

の収穫体験などを通じて地元の子ども

たちに食と農業への理解を深める授業を

行っています。

 

「八代オクラは」日高町の八代地区で

50年以上前から作られてきました。

オクラは五角形のものが一般的ですが、

八代オクラは、八角形以上のものが多く、

太くて大きく、うぶ毛が少ないのが

特徴です。

 

9月には、収穫体験も行われ、八代オクラは、

豊岡市内の8つの小中学校の給食で提供

される予定です。

中村さんの小野芋(27)

 

『小野芋ミラクルレシピ』が

2018年12月1に発行されました!

 

市民農園として小野芋を守り、

収穫祭では多彩な料理の数々が

振る舞われ、そのレシピが

一冊の本になりました!

韓国より

昨日は韓国からのお客様でした。

この方のトウガラシを小代区で栽培

(ワサビの稲尾さん)、加工(姫路の

平井さん)、来年から?但馬牛の販売店に!

韓国でも在来種が消えつつあり、但馬の

気候風土にも合う、鹿の食害もない?

(ワサビは死活問題)らしい。

ワサビも喜んで頂けました。

山根さん、いつもありがとうございます。

 

目坂アワ(2)

【毎日新聞 2017年11月26日】

※クリック拡大可

 

豊岡市目坂で在来の粟と蕎麦が見つかり、

3世代に渡りざっと100年!自家採種されています。

地区の方々に料理までご馳走になりました。

遠方からのお客さんに、郷土料理のこと

よく聞かれますが、「まさにこれやなぁ」と、

美味しく、ありがたく頂きました。

種と食文化、つなげていきたいですね。

目坂アワ(1)

雑穀研究家、ひょうごの在来種保存会の

世話人、土井さんが但馬で在来のアワを

発見されたとのこと。106日のフェイス

ブックより一部転載します。

 

但馬にも雑穀のアワが作られているとの

情報からの訪問となりました。

餅に入れて利用されるというそのアワ。

昔は但馬地域でも焼畑が盛んに行われ、

雑穀や蕎麦なんかが植えられていたそう

ですが、今や失われて久しい。

蕎麦は但東のほうでも焼畑を復活させた

などの話もあるが、共にあったであろう、

雑穀のアワやキビなどは栽培そのものを

(献穀を除いて)兵庫県内では聞かない。

 

今回、豊岡の街中で古民家リフォームや

建築などをされている「里山工房」の代表、

池口さんのご紹介で、アワの生産者、田中

さんを紹介していただいた。もう、田中さん

の祖父の代からというので、かれこれ100

はたつだろうという、まぎれもない、正真

正銘の在来アワだった。10年前ぐらいはま

だ数軒がアワをつくっていたそうだが、

今は田中さんとこだけに。

 

 

田中さんの了解を得て、地区の名をとって、

「目坂アワ」()とした。みつかりましたよ、

在来種が!やっぱ来てみるもんですねぇ。

 

 

もう、収穫され、脱穀、ふるいがけが終了し

たアワと穂の状態のアワも見せてもらう。

硬毛()はやや短めの黄白。主に餅米と一緒

に使うので、精白は循環式精米機を使って

網目にブリキ板をつけて行うそうで。

 

5()くらいの面積を鳥獣よけに数ヶ所に

分けて栽培しているそうで、2年前からコン

バインにて収穫、脱穀もしている。以前は

穂刈りして、下木に木槌で叩きつけて脱穀し

ていたようですが大変だったんで、今は機械に。

 

 

アワは、2升炊く餅に対して、13合がもち米、

7合にそれを使うという贅沢なおもち。

 

池口さんいわく、とっても美味しくて毎年、

田中さんから精白されたそのアワをゆずって

もらうそうです。販売はもちろんしていない。

 

途中からご近所にお住まいの春代さんがお

越しになって、落花生豆腐の加工方法、これ

また、近所でよくとれるという栃の実のあく

ぬき方法などをお聞きしました。

このほ・ん・も・のの栃の実でつくった栃餅

も絶品なんだとか。栃の実はあくぬき、加工

法が大変手間で、上手にやらないと、美味

しくはないんだとか。

 

落花生豆腐も沖縄や千葉なんか以外ではあん

し聞いたことがない料理で、片栗粉で固め

るのだそう。春代さんはミキサーで水ととも

に撹拌して、時間かけて煮詰めながらかきま

ぜながら固めるというやり方も詳しく、

くわしく教えてもらいました。

 

落花生の種は豊岡市内の妹さんから苗をもらう

そうだが、自身も種をとってつないでいるらしい。

ひょっとしてこれも在来種か?(要調査)

畑は息子さんに耕してもらった後、500株はある

という落花生の畝たて、植え付け、収穫、

洗い作業までほとんど独りで行うらしい。

 

話もながくなったんでこの辺で終わります。

ケビ岡大胡瓜(4)

明日9/16(土)10:05〜NHK関西の「ええトコ」で、

兵庫但馬の山間集落(香美町)が紹介されます。

ブログにも書いてきましたが、幻のワサビ、数々の

在来種が残る天空の里、柤岡集落(けびおか)には

私も5、6回行っています。

途絶えかけていた「ケビ岡大胡瓜」の種を、

「Jinenan ―山村の石窯ピッツェリア―」の岸本

さんご夫婦が受け継ぎ、自ら栽培して種を採り、

ご近所の方々におすそ分け、栽培者を増やされて

います。「テレビをきっかけに集落の人達も価値

を見直して、また作ってくれる人が増えたらいい

なぁと思います」と岸本さん。日本の原風景、

素敵なお店と地野菜のピッツァ、皆様もぜひ!

今回も「種」がきっかけとなりました。

八代オクラ(8)

昨日お世話になったNHKの女性記者の方から、
「夕方の兵庫のニュースだけではなく、夜の

全国放送『ニュースチェック11』にも取り上げ

られました。東京でも関心が高いみたいですね」。

とご丁寧にお礼の電話を頂きました。

そう言えば、昨日この方とこんな会話をしました。

「私の実家は鳥取なんですが、父がネギの種採り

をしています。その様子を子供の頃から見てきま

した。ご近所の方におすそ分けしたり・・・」。

「すごいですね、八代オクラと同じような食文化、

種のコミュニティが守られていますね」。

たまたま妻が見ていて、写真を撮っていました。

八代オクラ(7)

今日18:30〜NHK『ニュースKOBE発』で

八代オクラが出ました。6年前に出会い、ブログ、

本に書き、種の保存活動と言いながら私は何もで

きていませんが、生産者の吉岡君、地域や関係者

の皆さんにより知らぬ間にどんどん広がっています!

うれしいです!!先日のテレビ東京さんの取材、

今朝は八代小学校の皆さんによる収穫作業(種まき

から栽培)、そしてNHKさんの取材でした。

小学校から歩いて5分、吉岡君の畑へ移動。

種も広がり栽培者も増え、明日から豊岡市の6小学校、

2中学校の給食で1700食が3回提供されます。

まだまだ足らないようで、栽培して種を繋いで頂ける方、

募集しています!!

八代オクラ(6)

おもしろいオクラがあると、調査したのが

 

 

2011年のこと。50年前に一人のおばあちゃんから

八代地区に広がった名もなき種だとわかりました。

 

 

同地区で農業を営む吉岡君から、さらに豊岡市の

農家さん(50軒以上)に広がり、今では小学校の

給食の食材提供に向けた取り組みが進んでいます。

この夏から給食になるのでしょうか?

楽しみにです。5月中旬に種まきです。

通信23号

ひょうごの在来種保存会の通信が届きました。

今回書きましたので、ブログにも記録します。

 

『種の往来』

 

 「種を守るということはどういうことだ

ろうか・・・」。ワサビ田のこぼれ種を観

察しているといろいろなことを考えさせら

れます。どこからともなくやって来るミツ

バチの働きで実を結び、春を過ぎると溶岩

石の石ころの上には無数の種がばらまかれ

ます。そのほとんどは水の中に消えていき

ますが、いろいろな条件が偶然に整うと自

然の発芽も見られます。種は何かに運ばれ

てワサビ田の外にも飛び出して、土手や屋

敷のあちこちにも野生化しています。毎年

6月になると地元の小学生が見学(ふるさ

と学習会)にやって来ます。魚やカニなど

の生き物、そして、ばらまかれた種にも歓

声が上がります。「種はどのようにして採

りますか?ゴマ粒ほどの種から何でこんな

に大きなワサビができるのですか?」。

「一粒もらってもいいですか?家で育てて

みたいです」とポケットに入れて持ち帰る

子もいます。「近くの山にワサビを植えて、

葉ワサビを摘んで楽しみたい」。最近はこ

のような方もたくさん来られます。種は自

由に行き来して、人伝に広がり、新天地に

根を下ろしていく。どれも同じワサビに変

わりなく、このような「小さな農」が種の

下地には大切なのかもしれません。

 

 但馬でも食を通した繋がりが広がりつ

つあります。 11月14日には、「スローフ

ードの母」と呼ばれているアリス・ウォー
タースのレストランで、総料理長をされて

いたジェロームさんが豊岡に来られました

(保存会とは関係ありませんが)。「ワサ
ビの種はどこから来たのか?在来種は山に

残っているのか?種はどのようにして採る

のか?カリフォルニアの農家(レストラン

と関係を持つ)は種にもこだわっているが、

日本の農家は種はどうしているのか?」。

種についていろいろ聞かれたので、保存会

の本を差し上げると大変喜ばれていました。

3日間かけて但馬牛の放牧地、日本海の漁

港、酒蔵や醤油蔵、西村農園さん(保存会

でも 10月にお世話になりました)、湧水地

(川魚やワサビ)などの生産現場を巡り、

講演会(ローカルフードでいこう!生産者と

料理人の幸せな関係とは)が行われました。

ジェロームさんは、「但馬は豊かなところ。

皆さんは本当に贅沢だと思います。これか

らも小さなコミュニティを大切にしてくだ

さい」と言われていました。その後には豊

岡のレストランで但馬の食材を使った料理

を囲んで交流会がありました。生産者、流

通、料理関係、料理や但馬が好きな方など

同じようなアンテナを持つ方ともたくさん

出会えました。これからも足元にあるもの

を大切にしていきたい、そして、「種は守

られるものなんだ」と改めて感じました。